いざ地震や津波などの災害が起こったとき、どこに避難できるでしょうか。
すぐ逃げなければいけないとき、どこに避難しますか?
そして、はぐれた家族や友人はどこに?
地震にそなえて、いますぐできる簡単なこと。
そのひとつは、「避難所を検索する」ことです。
簡単ですが、調べたことがない方も多いのではないでしょうか。
地域の自治体の多くはホームページで避難所について公開しています。
以下のようなキーワードで(市町村名のところをあなたの住む地域に変えて)
実際に検索してみましょう。
落ち着いて探せるうちに避難所を調べて、
友人や家族とも落ち合う場所なども決めておけるといいですね。
※「避難所」が出なかったときは、「防災」といったキーワードを使ってみましょう。
避難所は基本的に、近所の学校、市庁舎、大きな公園などが避難所として書かれていることが多いです。
例として、東京の住みたい街ランキング1位の吉祥寺がある、
東京都武蔵野市で調べてみましょう。
「東京都武蔵野市 避難所」で検索すると…
避難所の場所ではありませんが、
「武蔵野市避難所運営の手引き |武蔵野市」が出てきたのでクリックします。
武蔵野市避難所運営の手引きにある
「武蔵野市避難所運営の手引き(PDF 1.8MB)」は避難所運営のための手引きが
赤裸々に書かれていて興味深いのですが、まずは避難所を探すため、
このページの上に書かれていた「防災」というリンクに飛んでみます。
それらしいものがありました!
(避難所と書かれた項目がない場合は、
防災と書かれたページを見てみるとよいです)
防災情報マップの方には、以下のようなPDFファイルがあり、
- 防災情報マップ(全面)(PDF 1.6MB)
- 防災情報マップ(左上)(PDF 467.2KB)
- 防災情報マップ(左下)(PDF 412.1KB)
- 防災情報マップ(右上)(PDF 458.0KB)
- 防災情報マップ(右下)(PDF 417.4KB)
- 浸水予想区域図(全面)(PDF 1.3MB)
- 浸水予想区域図(左上)(PDF 391.3KB)
- 浸水予想区域図(左下)(PDF 360.8KB)
- 浸水予想区域図(右上)(PDF 369.5KB)
- 浸水予想区域図(右下)(PDF 377.0KB)
こちらのマップの右上に避難所一覧がありました。
マップ上には、一時避難所、広域避難所、非常時災害用給水施設、
緊急交通路、救急病院など役立つ情報が記されています。
印刷したり、スマートフォンなどに入れておいて、
大事なところを覚えたり、実際に歩いてみるとよいでしょう。
浸水予想区域のマップは、その名のとおり、浸水のしやすさを図示しています。
武蔵野市防災概要の方には、以下のようなPDFがあり、
こちらでは市の備えを確認することができました。
以上、あなたの住む地域の避難所の調べ方でした。
一度検索してみて、ぜひ調べたことを周りの人にも教えてあげてください。
なお、自治体によっては、他にも火災や液状化などに関連するマップを
公開しているところもあります。
また、東北地方太平洋沖地震の津波を思い出すと分かるように、
当初想定していたよりも被害の範囲が大きくなることがあります。
想定よりも大きな危険がある、と意識しておく方がよいかもしれません。
知りたいことがよく分からなかったときは問い合わせてみるのもよいでしょう。
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